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金沢(上中町):季節料理 つばき(山菜・ジビエ料理)

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クリスマスが終わると一気に年の瀬、年賀状も掃除も済ませて年末旅行の準備をしつつ駆け込み最後の忘年会。
友人から「つばき会」のお誘いを受けて、2年ぶりに季節料理 つばきさんに行ってきました。

湯涌温泉へ行く途中の上中町にあり、左へ曲がると北陸大へと向かう銚子町の集落という地点からもう少し進んだ左手。
木々に挟まれた道路は夜は浅川町交差点辺りまでは真っ暗なので、少し気を付けながら通ると見つかります。

狩猟免許を持つ店主さんが自ら獲ってくる四季折々の山や川の恵みをいただけるお店で、
山菜、川魚、茸、ジビエと季節毎によってお料理は変わりますが、今回は猟期の冬(前回も12月)。

ジビエは独特の臭みやクセがあるというイメージを持っている人もいると思うが、
マタギとして長年の経験を持つ店主さんの血抜き等、下処理の腕が素晴らしくて、
クセや臭みを感じない旨みが際立つお肉だとプロの料理人の間でも評判なんです。

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蕗の薹天ぷら、春菊胡麻和え、芝茸、自然薯
早春の山菜で香りの良いふきのとうがもう出ています。
非常に粘着性のある自然薯は箸でつかむと全部器から引っ付いてくるほど、当然味も濃くて旨い。
自家製の梅酒をいただきながら。
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熊刺し
冷凍させたものを薄くスライスした熊刺し、熊肉と言えば白い脂。
脂なのに口の中でサラッと溶けて甘くて旨みがあって格別の美味しさ。
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鴨・雉のたたき
あっさりして弾力があってクセや臭みは一切ないたたき。
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イノシシカツ
わーい!と心の声が上がるイノシシカツ、塩・胡椒で味付けしてあるのでそのままいただく。
脂身の無い赤身の部分は、身がギュッと弾力と共に締まっていて味も力強くて美味しい。
しつこくさもなく意外に何個も食べれてしまう。
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ニホンジカ
蝦夷鹿は食べる機会はたまにあれど本州鹿は前回ここで食べたきりではなかろうか。
身が柔らかくて脂がなくあっさりしていてクセがなく、少し辛味のあるクレソンを巻いて食べると相性抜群。
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猪スペアリブ
脂が甘くてジューシーで最高に美味しかった猪スペアリブ。
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熊鍋
囲炉裏で食べるメインの熊鍋・・なんですけど、取り分ける作業を手伝っていたら
なんと熊鍋の写真撮り忘れていた~遠くからの写真1枚だけ。
煮込むことで脂は溶けて野趣溢れるお肉は牛肉よりも味わい深くて、
その脂が溶け込んた汁で煮込まれた豆腐や野菜も汁もと~っても美味しくて何度もお代わり。
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カルガモと葱
マガモではなくカルガモ、この時期のカルガモはマガモより美味しいと漁師の間で評判で、
内輪で食べてしまうのでお店には出回らないと・・前回も聞いた記憶がある。
秋に田んぼの米を食べているので脂肪が付いて美味しくなっているのだとか。
何を食べたかによって当然肉の味も変わってくる、弾力があって旨みと滋味深さのある味だった。
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イノシシ心臓
ハツ慣れしている私は喜んでいただきます、コリコリとした食感で美味!
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熊鍋ぞうすい
お汁がたっぷり残っていたのでご飯を入れて雑炊に。
熊肉と野菜の出汁がたっぷりしみ込んで本当に美味しくて、いつの間にか鍋は空っぽ。
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最後は店主さんも交えて囲炉裏を囲んで皆で談笑、
今までの豊富な経験を語ってくれるその内容が興味深くてふんふんと聞き役中心。
蜂の子の話になり冷凍ならあるよ、と数匹持ってきてもらいました(味付きです)。
幼虫から成虫になりかかった形で冷凍が溶けかかった時が食べ頃だとか。

ジビエ好きで羊の脳みそも大丈夫だけど、トルコの村で出された幼虫が入った蜂の巣は食べれなかったんです・・
しかし勇気を出してイザッッ・・噛むと口の中でトロリとした感触があって佃煮っぽい味で普通に美味しい。
一つ階段上った?

ジビエ好きなので色んなお店で食べることもあるのですが私の経験上一番かも。
夜の予約は1日1組だけなので予約は取りにくいですが、雰囲気と共に行く価値ありです。


by sukatan_queen55 | 2018-12-31 10:52 | 石川(金沢) | Comments(0)

金沢(橋場町):a.k.a.[atelier kitchen for artisan](アーカ) oishii

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まだまだこのブログではクリスマス前、丁度クリスマスにかかる3連休の土曜日。
日中はホームパーティーの仕込みと掃除で明け暮れ、ご近所のa.k.a.(アーカ)で夜ごはん。

シェアホテル・HATCHIの1階にある和食ダイニング。
朝食や旬の懐石コース(前日までの完全予約制)を提供しているが、
実はおばんざい料理や季節の1品などの単品アラカルトメニューも揃っているので、普通に居酒屋さん使いできるんですよ。
テーブル席の利用はもちろんだけど、2人ならば私のお勧めはカウンター。
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乾杯はスパークリングワイン。
付き出し「ジャスミンで炊いた金柑、能登牡蠣のオイル煮、もずく酢」
牡蠣のオイル煮が胡麻油漬けの生姜風味で爽やか、山椒の葉が添えてあるところも和の要素。
翌日に早速パーティー用に適当に真似して作ってみました、同じにはならないけどそれなりに。
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和ローストビーフ
周りから和タレがしみ込んだ赤身肉が柔らかく美味しい。
和の風味に加えて噛みしめると肉のうま味が伝わってきて塊肉で持ち帰りたかったほど。
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a.k.a.ぜいたくサラダ
ベビーリーフに水菜などの野菜たちの
鴨のロース炙りにレンコンや人参のチップを散らした贅沢サラダ
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白子松前焼
白子天ぷらもありましたが珍しく松前焼など。
昆布の出汁を含ませた白子にはたっぷり酢橘をかけて。
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鰤たたきおろしポン酢
さっぱりとしたおろしポン酢がかかった脂ノリノリの鰤たたき。
甘い脂がとろんと溶けてめっちゃうま、鰤好きには冬は最高の季節ですね。

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輪島のハイディワイナリー相承(白)のグラス
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すき焼き風にゅうめん
〆は季節の土鍋炊き込みごはんがあったが、何か麺あります?とリクエスト注文に応えてもらいました。
あっさりめorこってりめと聞かれて、こってりを選んだ答えがこちら。
牛肉と玉子と玉ねぎを甘辛いタレでとじたすき焼き風にゅうめん。
タレと肉の旨みがスープにも溶け込んでこれも美味しかったー。

魚介と肉料理、地野菜をお酒と一緒に楽しむ、前回お会いした常連さんにもバッタリ。
イベントも多数開催していますが、ふらっと立ち寄って食べられる1品があるところもお勧めです。


by sukatan_queen55 | 2018-12-27 23:26 | 石川(金沢) | Comments(2)

東京(赤羽):川栄(かわえい)うなぎと鳥料理専門店 oishii

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11月の東京編、午前中の早めの時間に降り立ったのはJR赤羽駅。
赤羽と言えば1000円でべろべろに酔っぱらえる「せんべろ」の聖地として名がしれている。

駅近くの商店街を通ってきたが、すでに朝から飲んでいる人たちがちらほらと見受けられ、
呑ん兵衛から愛される街らしく下町風情が漂う、立ち飲み、大衆酒場などがあちこちに立ち並んでいた。

昔ほど飲めなくなったとは言え、お財布に優しいお店をはしご酒するのは大好き!
だが今回はそういう訳にもいかないので我慢して、用事を済ませた後の昼食はうなぎと鳥料理の川栄(かわえい)

孤独のグルメ・シーズン3にも登場した1946年創業の鰻料理の老舗で、ほろほろ鳥など鶏料理も有名。
電話をしたら予約分の席はもう満席で、当日分の席は並ぶしかないとのこと(土日は予約受け付けていない)。

満席になって一巡待ちだと大変なので、開店20分前に到着すると1番目でホッと。
その後はぞろぞろ並び始めて開店までに10名近く、予約客は先に通されます。
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入口の横の角の店頭販売側の方が目立っていて駅から歩いてくるとすぐに分かる。
鰻はまだ並んでいなかったが、鶏チャーシュー、手羽先オーブン焼き、骨付きロースやうなぎ弁当も並ぶらしい。
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捌いたうなぎは注文が入ればすぐ焼いてもらって買えるようです。

川栄さんは2018年に飲食部門を改装したそうで、昔の画像を検索すると面影が全くない。

2階は確認していないけど多少飲食スペースが拡張されたそうで、
入って右手の半個室のテーブル席を過ぎて奥に進むと昭和のまま、ノスタルジックな店内がそのまま残っていた。
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その日の仕入れ状況によるものか、メニュー欄でこれは今日は無いと言われたものが幾つか。
特に青森県産五穀味鶏の手ごねつくね、首軟だんごが食べれなかったのが残念。
まぁ鰻食べに来てるのだけど鰻と鳥の二枚看板なだけに。
最初に出てきた店頭販売されている限定オーブン焼きの「手羽先」、タレがしみ込んで良いお味。
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「珠鶏(ほろほろ鳥)合わせ盛り」
ほろほろ鳥はフレンチなどで食したことはあるものの、実際の鳥の姿を見たことがないので想像できない。
もしかしたら動物園で見たかもしれないけど、灰青色の体に顎に赤い肉垂がある不思議なお姿。

合わせ盛りはささみとムネの2部位。
刺身は身がもっちりねっとりとした食感で、昆布醤油と一緒にいただきます。
たたきの方は肉の脂身もあって味が濃厚、にんにく醤油ダレと食べるとパンチと香ばしさでこれは絶品。
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「ほろほろ鳥・ほろ油串」
「希少」って書いてあったので頼みました(笑)でも、ないメニューが多かったのでこれが残っていることが希少。
ほろ油串は肉の部分は濃厚なのに脂は軽い、鶏肉より脂っぽくないのでこれから鰻を食べるのにも丁度良い。
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白焼き
わさび醤油であっさりと頂くのですが山葵が苦手なので山椒や醤油で食べました。
焼きたて熱々の白焼きは身がふわふわして裏の皮はカリカリ。
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青森県産五穀味鶏・れば
トウモロコシ、丸大豆、マイロ、玄米、ライ麦を配合した飼料を与えて育てた青森県産の銘柄鶏。
レバーが中々大きくて食べごたえ感ありでした。
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黒板に本日のお勧めメニューの中にあった「せせりの辛味噌焼き」
これが鶏の旨みと味噌の風味がしみて味が濃いめで中々クセになる旨さ。
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最特上うな丼
並んでいる入店前にうなぎの注文を取るので、とりあえず数が少ない「最特上うな丼」を頼んでおいた。
関東は串うち→素焼き→蒸し→タレに付けて焼きの工程が普通だけど、川栄さんはこの素焼きがないのだとか。
口当たりがとてもふんわりしてて柔らかく、タレが割とすっきりした印象で鰻の旨みがより強く感じる。
ごはんもしっかりめでとっても美味しくいただきました。
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お店の正面に見える「鯉とうなぎのまるます家」は午前9時から飲めるオヤジだらけの居酒屋。
胸をキュッと掴まれる憧れが完全オヤジ形態化している熟女ですもの・・いつかきっと朝から行くわ!
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商店街入口近くにある立ち飲みおでんの「丸健水産」で昼飲みしている酔っ払い共を横目に次の場所へ移動します。


by sukatan_queen55 | 2018-11-28 23:16 | 東京 | Comments(0)

石川(河北郡津幡):鮨正(すしまさ)「にぎりランチ」 oishii

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このところ週末になる度に悪天候の繰り返しで、布団を外で干したい派な私は常にお空とにらめっこ。
そして天候によって大きく影響が出る農作物、とある農作物の出荷量が増えず品薄ぎみになっていた。

この日も芳しくない天候の中、農家さんまで尋ねることになった9月中旬の週末。
その道すがらランチをすることになり、JR本津幡駅近くの鮨正(すしまさ)さん。

お店新しくて綺麗です、13:00過ぎに到着したので、奥のお座敷に人の気配はするものの、他は私たちだけ。

鮨正ランチは「にぎりランチ」と「海鮮ちらし」の2種類あり、
にぎりランチ:にぎり9貫・麺・おつゆ・フルーツ:1,100円
海鮮ちらし:ちらし・麺・おつゆ・フルーツ:1,500円

親子2代でお店を経営していて、年配の御主人に握ってもらった「にぎりランチ」。
当然私は山葵抜き(笑)まだ9月中旬なので、麺は冷たいお素麺。
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さらに浅利のお味噌汁とデザートのバナナ、
お寿司と麺でお腹が膨れてしまってバナナ食べられずに夫に渡しました。
天ぷらやお刺身、焼き物など1品メニューもあったし、夜はご近所の常連さんたちが集まっているのかな。
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食事が終わってトイレに向かうと洗面所に何やら見覚えのあるオブジェが・・・。
これは友人作のチンアナゴの焼き物ではないかー。
若い店主さんと知り合いだったのね、シンプルな洗面所にいきなりあったので驚きとほっこりさせられました。



by sukatan_queen55 | 2018-10-03 22:08 | 石川(金沢) | Comments(0)

金沢(堀川町):梅みづき 「梅みづきランチ」 oishii

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毎年の職場での健康診断を終えた後、個別で特定のガン検診を受けていたのですが、
春の間に受診そびれていたら長々といつのまにかこんな季節、10月ですこやか検診も終わりじゃないか。

という訳で平日にお休みをとって、すこやか検診を受けてきました。
午前中に予約をとっていたのでお昼前には終了、病院からそう遠くない場所でランチと向かったのは梅みづき

金沢駅東口から金沢東警察署へと通じる道の橋の手前左側にある和食の創作懐石料理のお店。
地物のお魚や有機野菜を使った懐石料理を気軽な雰囲気でリーズナブルにというのがコンセプト。

良心的な価格のコース料理も魅力的ですが、実はランチもかなりの人気。
肉や魚がメインの梅みづきランチの他に、少しお値段は上がるけどステーキやお刺身ランチもあって、
小鉢が色々と付いてヘルシーで満腹になれると気になっていました。

平日限定の「梅みづきランチ」:960円(土日祝日はドリンク付で1140円~)
選べるメインに小鉢5品とサラダ+ごはん(五穀米or白ご飯)+汁物というランチセット。

選んだメインは「茄子とイタリア産豚バラと加賀生麩の田楽」「五穀米」
食べごたえのある大きめの茄子に豚バラと生麩、濃いめの味噌がしみてご飯がすすむ、五穀米も嬉しい。

サラダにはドレッシングの他にベリー系のジュレ、お魚の南蛮漬け、車麩の煮物、
豚角煮にお芋のチップス、若芽と菜っ葉の和え物、お豆腐と大豆ソースがけ、
など小鉢のおかずも一工夫されていて、目にも楽しくボリュームたっぷり。

1食で30種類以上の食材を使用しているそうで、安心感と満足感の両方で満たされる。
とても満足したので平日ランチは私にはなかなか難しいけど、お休みの日にでもまた来たいです。


by sukatan_queen55 | 2018-09-25 22:55 | 石川(金沢) | Comments(0)

沖縄(宮古島):割烹 まる山(日本料理)

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宮古島旅行にてスリランカ料理のランチはあったものの、殆ど郷土料理中心の食事で過ごしてきたラストの晩は、
沖縄料理ではなく、地元食材を使った本格的和食がいただける割烹 まる山さん。

東京都出身の御主人は都内の日本料理店で修業を重ねて2005年に宮古島へ。
こちらで料理長を経た後に2012年にまる山を開店。

公式ページには他ジャンルの料理人とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる、とありますが、
まさに、金沢の「鮨処あいじ」さんとのコラボの記事を見てお店を知ったのです。

宮古島に行くならと気になっていたら、友人を介して予約取ることが出来ました。
お店はカウンター9席と個室が2部屋、私たちは個室にて、今回は5,200円のコースで予約してありました。
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お酒はいつものパターンで梅酒ロックでしたが、
他の人はビールはハートランド生。
日本酒は宮古島ではみかけない珍しい物が色々と、後はもちろん泡盛や焼酎、ワインなどもあり、
私は後で白ワイングラスを頼みました。

自家製の黒胡麻豆腐
胡麻の風味が濃厚でまったりとした口当たりの黒胡麻豆腐。
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海老しんじょうのお吸い物
上品なお出汁の中にはほろほろとふんわり優しい海老の風味のしんじょうとオクラ
それをキリッと〆るシークワーサーが浮かんでいる
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どんこ、コウイカのお造り
どんこはスズキ目ドンコ科に分類される魚で、ハチジョウアカムツとも呼ばれています。
白身のどんこは身がしまっていて旨みが強くて美味しい、コウイカも歯ごたえ十分。
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ティラザ貝と島ニラの辛子酢味噌和え、茄子の田楽、鶏ささみをおかきで揚げたもの、
青パパイヤのキンピラ、地元産小松菜のおひたし

ティラザ貝(マガキ貝)は小さな巻き貝でコリコリした食感と酢味噌がよく合う。
青パパイヤはエスニックばかり考えていたけどなるほど~和食にもすんなり馴染みます。
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パイナップルポークの肩ロースの炙り・島らっきょうの醤油煮
飼料にパイナップルを与えられた豚さんは柔らかくて甘い、少しピリッとした味付けで。
そして醤油の染みた島らっきょう、塩漬けもいいけれどこちらは辛味が抑えられて食べやすい。
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花笛鯛(ハナフエダイ)とミニピーマンの天ぷら
沖縄諸島に多く分布する花笛鯛をお出汁を一緒にいただきます、塩は宮古島の雪塩かな?
お出汁の器は九谷焼きのお猪口では!?さりげなく石川とコラボ。
ちなみにお店の殆どの器は地元宮古島の作家さんが製作されたものだそうです。
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宮古牛のスジ肉と根菜の炊きもの
柔らかく炊き上げた和牛のすじ肉と牛蒡や人参などの根菜、煮汁にもうま味が溶けだしてとても美味しい。
良質な和牛のすじ肉ってうま味が強くて甘くて美味しいんですよね。
こちらの器も色合いが渋くて素敵。
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ズーン!と迫力の大きさな土鍋!中にはどんこの土鍋炊き込みごはん
先ほどのどんこの切り身と山椒と竹の子と葱が入っています。

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どんこの炊き込みごはんと糠漬け
ほぐされた身にうま味があって竹の子の食感と山椒のアクセントと共に
土鍋で炊き上げたご飯がふっくらとして美味しい!お代わりしても食べきれない・・それでいいのです。
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残った炊き込みご飯は具を加えて雑炊になって戻ってきました。
これがお出汁が効いてまた旨し。
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黒糖とアマレットの自家製水ようかん
ナッツの様な香りと優しい甘さの水ようかんは繊細な口どけ

宮古の食材をふんだんに使用し一つ一つが丁寧に作られていてデザートも手作り、どれも本当に美味しかったです。
離島で地元食材を駆使した本格的な和食がいただけるとは、本島に貴重なお店。

個室にて今回の旅について話しながら皆でくつろいで食事がいただけましたが、
カウンターでの御主人との会話も楽しそうですね。
地元の方にも非常に人気があるとのこと、宮古島に来たらぜひおススメしたい1軒です。



by sukatan_queen55 | 2018-09-18 23:59 | 沖縄 | Comments(0)

金沢(木倉町):帆夏(ほなつ)小料理・和食

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夏も本番な七夕の日、ロマンチックに星空を眺めるよりもまずは胃袋を満足させることが優先。
木倉町に2017年4月にオープンした小料理、帆夏(ほなつ)さんに行ってきました。

ここは以前、玉響で料理長をしていた方が独立したお店で、
お勧めの定番目メニューから地元の旬な食材を使用した一品料理などをいただける和食店です。
明るくて木の温かさを感じる店内は、L字のカウンターが6席とテーブル2席の全8席というこじんまりした造り。

すぐに予約が埋まってしまうらしく、私も数日前にかけるのがいかんのですが土曜の夜の予約は何度か撃沈。
今回は余裕を持って予約したので念願の帆夏さん、楽しみにしていました。
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ドリンク類はビール、ハイボール、ウイスキー、果実酒、焼酎、梅酒、日本酒、赤ワイン、ロゼなど一通りそろっていて、
乾杯はサングリアの白と相手は生ビール。
お通しは茶碗蒸しで熊本の赤茄子と茶豆入りで出汁の風味が効いてます。
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千里浜 岩がきポン酢
本日のお造りも色々ありましたが、夏に食べ頃を迎える岩牡蠣を見つけたので注文。
能登産の岩牡蠣なら何度も食べたことがあるのですが千里浜は初めて。
羽咋市の柴垣港で天然岩牡蠣が水揚げされているのですね。
身がとても大ぶりで磯の香りをまとった岩がきはジューシーで甘みがあってとっても美味!
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万寿貝フライ、レンコン入タルタルソース
鯵のフライがあったのですが売切れたので万寿貝のフライへとシフト。
このタルタルソースには蓮根が入っていて食べる度にシャキシャキでクリーミーでうまし。
フライにつけるのはもちろんだけど、これ単品だけでもツマミとしてお酒が飲める。
タルタルお代わりしていいですか?笑
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赤いか下足とアスパラいしるバター
いしるの旨みとバターがコクを出すイカゲソとアスパラ。
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明太子のり巻天
明太子を海苔で巻いて揚げた天ぷらと大葉のベビーリーフを添えて食べる。
周りがカリッとして中がしっとり明太子、うん!ナイスなお酒のおつまみ。
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続いて赤ワインのグラス
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自家製 大羽いわしのオイルサーディン
この店イチオシの自家製オイルサーディン、大きい大羽いわしを圧力釜で炊いて作ったそうです。
大きないわしはほろほろで骨まで軟らかく丸ごと食べられます。
小いわしと違って肉厚なので食べごたえが抜群、身を食べてるな~という実感。
大葉ベビーリーフや茗荷、ネギなど薬味たっぷりでさっぱりと。
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新しょうが煮
新しょうが煮は細かく刻まれて柔らかく、味がじんわり染みて優しい。
すだちの皮が入っていて爽やか、お酒のあてにぴったり。

他にも柚子胡椒たいわた、イカ黒造り、たいわた塩辛、まぐろ中トロユッケなど、
お酒好きにはたまらないツマミが揃ってます。
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能登牛ミスジ炭焼

メインは自家製タレの鰻蒲焼と迷ったけれど、今回は肉でがっつり。
サシがあり甘い脂がじんわりと口に中で広がる美味しいステーキです。
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国産のジン
生姜入りのジンは爽やかで飲みやすく、日本食にも合う感じで美味しい。
国産のジンってこんなに馴染みやすい味なのね。

この陶器で出来たコースターが可愛い。
この他にもキュートなデザインの九谷焼きの小皿がちょくちょく顔をのぞかせていました。
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ぶっかけすだち氷見うどん(温玉)
冷たい氷見うどんはトッピングに温玉とめかぶ、どちらかを選べます。
先ほどの新生姜煮にミョウガや葱がかかった氷見うどんに温玉を崩しながら食べると
ツルツルさっぱりとした中に黄身がとろ~んと混ざってたまらーん。

そういえば七夕は素麺の日なんですよね、古くからの風習で素麺を食べると大病にかからないとか。
素麺よりも太い氷見うどんだけども、冷たくてなんとなく似ているので七夕料理を食べた気分。

上品で繊細なお料理はどれも美味しいのはもちろん、ご夫婦が作る温かい雰囲気がとても居心地が良く、
前からのファンも含めてリピーターも多いだろうし、予約が取りづらいのも頷けます。

お腹いっぱいになってしまったので、目を付けていたけれど食べ逃してしまったものが何品か。
他の季節も美味しいものが揃うだろうな~と思うとまた行きたい気分で満載です。
ごちそうさまでした。


by sukatan_queen55 | 2018-07-18 23:08 | 石川(金沢) | Comments(0)

金沢(泉野出町):割烹のむら でお祝い会

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6月の始め、ある方のお祝い会に参加する為に行ってきたのは泉野出町の割烹のむら さん。
新鮮な季節の素材に拘ったお料理は品数も豊富でどれも美味しいと評判で近隣の人たちから愛されているお店。

のむらさんと言えば、多分オープンから間もない頃に職場の人たちと行って以来、
特に近年になってからちょこちょことお邪魔しているのですが、あの頃とは随分と内装も変わっていて、
一番奥のお座敷は法事などで足腰の悪い人でも座れるようにテーブル席になり、色んな用途で利用できるようになっています。
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今回はそのお座敷でお祝いモードのおめで鯛、鯛、鯛づくしスペシャル宴会となりました。
もずくに馬肉に山菜と色合いも内容も渋い前菜が、まるでお酒と寄りそうような呑み助ラインナップ。
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お造り盛り合わせ
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ドーンと土鍋で持ってきた鯛の塩釜焼き、昆布と塩の層に包まれていたのを割ったところ。
旨みを封じ込めた塩釜焼き、鯛の身がふっくらしていて仄かな塩味がうんまい!めで鯛!!
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焼き鮎、まだ小鮎の時期なので内臓もまとめて丸ごとパクリ。
また庄川沿い鮎料理を食べに行きたくなってきた。
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立派すぎる鯛のお造り、これは中々お目にかかれない代物ですわ。
有難がっている内に皆のお箸がのびるのびるでめで鯛2。
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めで鯛3は鯛の身と葱や芹を出汁にくぐらせてポン酢で食べる、これまた贅沢な鍋。
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蟹の酢の物
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お漬物
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〆の雑炊、これまた鯛の出汁が出ていて美味しいんですよ。
ゆっくりとした時間をかけて和の物を食べていると結構量的にも食べられているから不思議。

テーブルの上には本日の主役である日本酒がずらり。
普段はたしなむ程度しか飲めない日本酒(弱いので)、この日はそのふくよかな美味しさから、
いつもの何倍もお酒が進んでしまい、二次会は諦めて大人しく家に帰りました。
皆と集いあって和気藹々としたとても楽しい宴会でした、のむらさんごちそうさま!

by sukatan_queen55 | 2018-06-18 23:02 | 石川(金沢) | Comments(0)

金沢(木倉町):炭焼き小料理 かなざわ吟(割烹・小料理)

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5月下旬のイベント出店日、前日はひきこもりでマフィン製作に追われ午前様、
当日はやる気120%!充実感いっぱいの売り子で1日中頑張りました。

お片付けの後は働き熟女へのご褒美と称する打ち上げ、行ってきたのは炭焼き小料理 かなざわ吟
木倉町の通りに2016年9月にオープン、店主さんは割烹料理店で8年修業したという
魚介を活かした1品や炭火焼料理が楽しめる小料理屋さんです。

民家を改築したという店内はカウンター8席に小上がり半個室4席×2部屋の全16席
この日の献立の紙にはお造里、炭焼、煮物、天婦羅、一品物、食事・吸物など
それぞれのメニューが並ぶ中からアラカルトで選びました。
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お酒は最近の定番であるリキュール酒、柚子酒のロック。
メニューにはビール、焼酎の他に色んな全国の銘柄の日本酒が揃っていました。

お通しはかたはと揚げの煮物、鴨ロース、ばい貝の煮物
山菜採りでも採ってきていたカタハ、アクやクセがなくって歯ごたえがある和風の味付け。
これが美味しいと感じる歳になってきたな、と。
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お造り盛り合わせ
なめら、水だこ、がす海老、とり貝、あか貝
やはり和食屋さんで食べたいお造り、1人前でいただきました。
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竹の子とあいなめのみぞれ煮
淡泊な味わいのあいなめと5月なのでまだ旬である大好きな竹の子でホッとする味。
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海の幸ハンバーグ
見た目はハンバーグ、でもお味はしっかりミンチにされたお魚の旨みがいっぱい。
大根おろしと和風出汁のソースであっさりとして美味しい♪
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別のリキュール酒としてメニューに載っていた「じゃばら酒」。
聞き覚えがあるなと思いつつ、酒瓶を見たらあっ!!!和歌山の酒蔵「吉村秀雄商店」。

今年、とあるお店で飲んだ吉村秀雄商店の「しょうが酒」が気に入って、
ネットでお取り寄せするために探していた時にこのじゃばら酒を見かけて気になっていたのでした。

和歌山県の北山村でした生産されない希少な柑橘「じゃばら」、こちらをロックでいただきました。
柑橘の甘みと一緒に苦みと酸味が一体となって口の中に広がる、ものすごく独特な風味。

この苦味が私にとっては全然嫌な苦みではなく、大人の柑橘リキュールといった味で
これは飲めば飲むほどクセになりそう!
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ゴールドラッシュの天婦羅
初夏の味覚のとうもろこし、茹では家でも食べるんですが天婦羅はやっぱりお店でいただきたい。
爽やかな甘みがサクサクとほどける天婦羅、何度食べても好きだなぁ。
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桜ます幽庵とアスパラガス・わさびバター添え
こちらも旬の桜鱒、身が柔らかくて香ばしいタレの風味にしつこくない後味。
山葵が苦手なのでほんのちょっとだけ付けて食べました。
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だしまき
本日のお勧め二重丸なメニューも気になるけど、出汁まき&玉子焼きスキーの原点に戻る。
ふわふわでお出汁がジュワッと広がるだしまき、私の中の永遠の1品メニューで飽きません。
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鮎ごはんとお味噌汁
最後は最初から鮎が食べたいの気持ちがあったので、こちらで。

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カウンターの奥にはねぎ坊主の一種で紫色の小花がボール状にびっしりと咲いたアリウムがアクセントに。

私たちが食事している間に女性1人のお客様が2人来店されていて、女性1人でも入り易い雰囲気があります。
カウンターっていいですね(奥には小上がりもあり)
店主さんがとても穏やか~な雰囲気で奥様も明るくて、それも影響してとても和んで良い感じ。
割烹仕込みの技で季節の味を気軽に楽しませてくれるお店です。

*6月20日までは結婚式と新婚旅行の為お休みだそうです。


by sukatan_queen55 | 2018-06-12 23:03 | 石川(金沢) | Comments(2)

金沢(東山):東山和今(日本料理)

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2018年3月に東山にオープンした1人2組限定の宿泊施設、「薪の音金澤」。
客室は2部屋のみで併設している食事処をプランにもりこめばオーベルジュとしても利用できる。

その館内にある和食割烹の「東山和今」は3月2日にオープン。
片町にあった頃の「a.k.a.」そして主計町「嗜季」の料理長を経て今井友和氏が独立。

3月にお祝いがてら立ち寄った時は遅い時刻ということもあり、おつまみとお酒程度だったのですが、
近いうちにまた来ます!の有言実行のごとく、5月下旬に行ってきました。

入口は宿泊施設とは別で暖簾をくぐり抜け、細長いアプローチの先にあるくぐり戸から入る店内は、
L字型のカウンターとテーブル席があり黒を基調としたモダンでシックな空間。
柔らかな照明が灯り外のお庭も眺められます。
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3つのコース料理の中から真ん中のコースを予約してありました。
お酒はまず私は梅酒のロック。

上から
・七尾のとり貝とかたはとすすたけのだしびたし、青柚子の香り。
上に昆布のチップス。春から初夏にかけての味覚の能登とり貝は仄かな甘み。

・焼きヨモギの胡麻豆腐におかひじきの素揚げ、
胡麻豆腐はふわっふわでした。

・新蓮根、はすいも、じゅんさい、オクラ、紫玉ねぎの酢の物。
飾りはナスタチウム、器が蓮の花みたいですね。

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ハマグリの吸い物
千葉県産の蛤を磯辺焼きにしたものと水茄子を太白胡麻油で焼いたものが具。
蛤の酒蒸しにしたという出汁にヤングコーンの粒を散らして青臭さをわざと出しているそうです。
色んな風味や香りや食感が交差する小宇宙のようなお吸い物。
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お造りは桜鱒、塩と砂糖で脱水して軽~く薫製してあるそうです。
確かにほんのりと香りがまとった鱒にいぶりがっこと糀漬けにした大根などを添えて。
割り醤油でいただきました。
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氷見の白カレイにその鰈の肝を溶いたポン酢を添えて。
散らしてあるのは茗荷や紫蘇の花。
カレイの肝はカワハギと比べて脂少なめの上品でさっぱりとしていて、鰈の身と合わせると絶品。
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夫はビールから日本酒に切り替えて
小松市の東酒蔵:SEVEN(セブン)神泉 純米吟醸酒
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庄川の若鮎のから揚げ
加賀太胡瓜のあんかけがかけてあります。
今年の初鮎♪は若鮎だけに内臓のほろ苦さも丸ごと味わう、あんかけの爽やかも加わって。

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私が次に飲んだのはTerre di Sampaolo Verdicchio Classico Superiore
イタリアの辛口白ワイン。
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七尾の毛ガニと雲丹のお寿司
上から毛ガニの味噌をといたものがかけてあり、この組み合わせは反則ってくらい美味。
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のどぐろと下には熊本の赤茄子の煮付け
脂がのってコク甘い味付けがよく合う、お酒もすすみます。
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能登牛の炙りと万願寺唐辛子
下には万願寺唐辛子のすりながしと上には削りたての鰹節。
枇杷とスナップえんどうの白和え
滑らかでコクのある白和えは生クリームと白味噌が入っているそう、すだちの香りがします。
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そしてご飯ものは炊きたての釜飯
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本日の釜飯は白海老とと新生姜の炊き込みごはんでした。
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白海老の塩気や旨みがお米にいきわたって香ばしい、新生姜の爽やかな香りも一緒に。
揚げと葱のこうじ味噌のお味噌汁
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日本酒(池月)のブラマンジェ、タロッコオレンジとはっさくのジュレにはっさくのピール。
お抹茶、松葉屋の胡桃羊羹

細かなところに様々なアイディアが盛り込まれた和の中に織りなす創造性と繊細な味付け
それでいて素材の良さを活かした料理は思わず笑みがこぼれる美味しさ。

お野菜の組み合わせも色々と勉強になります。何気にBGMも私好み。
進化しつづける今井さんのお料理、また違う季節に訪れてみたいおすすめのお店ですよ~

by sukatan_queen55 | 2018-06-10 23:59 | 石川(金沢) | Comments(2)