今年も月1で集結し、食べ続けるランナー4人からなるデブの胃袋を持つ精鋭どもの会「デブくろ商店」1月号。 メンバー:ショウタ君、えみちゃん、ゆうちゃん、スカタン 候補が毎回上がって行く行く詐欺になっているお店が幾つかあるのですが、今回はショウタ君のご推薦のお店、L'OSTAL/ロスタル 東京で修業を積み、以前タパス・エ・バールで腕をふるっていた女性シェフは、狩猟免許を持ち自らも狩場に出向いている。 そんなお店の魅力はジビエ中心の肉料理と、料理に合わせたワイン選びをしてくれるソムリエの旦那さま。 ショウタ君に何回くらいここに来ているの?と尋ねると「10回ほど・・」って、もう常連の域じゃないか。 自宅で日夜フレンチ惣菜やスイーツ作りに勤しみ(会社員です)、ブルゴーニュワインをこよなく愛するショウタ君、君はどこへ向かうのか。 白いガウンを着てワイングラスを回す練習もしているのだろうか、あれが似合うのは舘ひろしやゴルゴ13クラスだと・・ハードルストップ高。 最初からワインで飛ばすと後で突っ伏してしまう危険性をはらむので、まず女子たちがいただいたのはスパークリングカクテル。 ぶどうジュース+スパークリングワイン(ティツイアーノ)、白桃ジュース+スパークリングワイン(ベリーニ) ずらりと細かく記されたワインリストの銘柄はブルゴーニュを沢山揃えていて、これはショウタ君が通うはずだわ~ソムリエさんとも親しげ。 価格もボトル3000円とお手軽値段から最高峰は18万!?まぁロマネ・コンティだから。。。 ワイン選びに困ってもスパークリングワイン+グラスワイン3または4種のグラスワインコースもあり、 お料理に沿ったソムリエおすすめのグラスワインをセレクトしてくれます。 お通しなのか最初に出された牛蒡のスープ、さらさら滑らかで牛蒡の風味と優しい味わい。 時節柄、ジビエ料理がメニューに沢山登場しているので、肉に対する食わず嫌いは存在しない!と豪語するこの会の野生の血の行方。 やはり珍しいお肉が食べたいということで、まずは「クマ」しかも雌熊、そしてルイベということで熊刺し。 熊刺し、幾度も食べたことあるけど赤身の部分はそうでもないが、脂身がとにかく美味しかった記憶。 このルイベは殆どが脂身?サラダ仕立てなので軽くドレッシングかけ。 口の中に入れると、融点が低いらしくそのまま溶けていく、旨み甘み共ある脂でサラッとしているかな。 これは美味しい~!!だが、クマったことに4人でこの量は貴重。グルルルル・・←雌熊化 幻霜豚モモ肉の自家製ハム、天草大王地鶏のハツ入りバロティーヌ、本州鹿とピスタチオのパテ、 本州鹿の純血ブータンノワール、丹波産本州鹿モモ肉の低温カルパッチョ・濃縮赤ワインソース 確かこんな感じだったと思います。 ショウタ氏によると、シャルキュトリーの盛り合わせがお勧め、迷ったらこれ!とのことでこちら。 「純潔の鹿!ヴァージンじゃなきゃいけない意味があるのか!!」と急にいきり立つ女子たち。 「もしかして、さっき食べたメス熊も純潔なのかも??」 よく見ると「純潔」ではなく「純血」。 純潔ブータンノワールなんて戸川純ワールド的なレストランじゃないか、興味そそられるじゃないか(独り言) さて、自家製ハムから時計回りに食べてくださいとのこと。 鹿のカルパッチョはしっとりしてました、さっぱりした肉質に赤ワインソースで濃厚さがプラス。 どれも肉の味がはっきり出ていてあれこれ楽しめるメニューだと思います。 温前菜だけは別に後から出されます、これはフォアグラの欠片が頭を通り過ぎた濃い記憶がある程度で忘れてました。。 黒豚の白モツ、トリッパ、豚足をトマトと香味野菜でじっくりと煮込み、パルミジャーノチーズをのせてオーブンで焼いた1品。 ジビエの中では唯一の熟成メニュー、2週間定温庫で寝かせて肉質を柔らかくし、香りはクルミやピスタチオの様なナッツの香りに仕上がるのだそう。 肉自体の味はやや濃いが野生独特のクセなどは全く感じず、柔らかい仕上がり。 女性漁師である吉井あゆみさんから届いた本州鹿の炭火焼き、綺麗な赤身の肉は柔らかく牛肉と変わらぬ様。 牛蒡が合わさったソースと芹だったかな?和の素材がぴったりでさっぱりしてヘルシー。 今回食べたジビエは熊、雉、鹿、と桃太郎や金太郎を彷彿とさせる。 まさにロスタルはビストロ界の日本昔ばなしや~!!(彦麻呂調) 鹿はバンビですかな、ディズニーも喰らう! こちらが私が食べていたデザート、苺の糖度が高くて申し分ない熟し度(八百屋目線?) パイ生地もパリパリサクサクで一番上のシュガー効果もあって、美味しかったですよ。 平日にもかかわらず、席数はかなり埋まっており、若干年齢層は高め!?30以上、それ以上、これ以上、安全地帯。 ジビエという特殊な個性肉の多さ、さらにワインの品ぞろえから、良い意味での肉食のオタクが集うお店なのかも。 いつもは二次会でバーに向かうのですが、8時から12時近くまでゆっくり居座ったのでこれにて終了。 大人数であれこれアラカルトに頼むと楽しいが、少人数で手始めにという方は5000円のコースも用意されています。
by sukatan_queen55
| 2015-02-02 06:23
| 石川(金沢)
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食べることに120%の
情熱を傾ける会社員。 料理も大好き。 2004年からブログを 続けています。 スカタンとは?: 間抜け、当てがはずれる 「スカ」:当てはずれ、ヘマ 「タン」:味のない接尾語 スカタン女王=ドジ女王 カテゴリ
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