金沢(本町):Restaurant N(レストラン エンヌ)羊肉の饗宴コース

b0089578_14560359.jpg

北海道はグルメの宝庫、あり余る食材の中で魚介の他、執念と言ってもいいほど食べたかったのは羊肉。

学生の頃にインド料理にて開眼、以後エスニックでマトン、欧風料理でラム、中東の旅では羊肉三昧、
あの特有の香りがいいんだよねとパクチーにも同じ事が、密かにこれは最強コラボ。

そう熱く公言しても自宅ではほぼ羊肉が食卓に上ることはない。
親は食べれず、現在は夫にとって若干苦手な部類に入るらしい、コストコで羊肉塊肉購入したら殆ど私が食べていたし。

そんな羊LOVEエネルギーを放出できないジレンマから解放してあげるよ、と囁くように、
エブリディ肉まみれと言っても過言ではない、通称ニクオさんから羊を食べ尽くす「羊肉の饗宴」コースへのお誘い。

突然決まったという急行列車に1人飛び乗った、場所はRestaurant N(レストラン エンヌ)

ザ・ウィンザーホテル洞爺で開催された洞爺湖サミットでメインダイニングの料理長を務めていた西山シェフ、
当然、北海道とは縁深く食材の知識や扱いに長けており、使用する羊肉は「北海道産サフォークラム」。

しかも洞爺湖サミットのメインディッシュに供されたものと同じ畜舎のラム肉とな!

勝手にボルテージが高まってきたところで、蓋を開けてみれば参加者は3人。
私は羊肉の情熱パワーで夫を置き去りにして参加しましたが、2日前だと突然だものね。

エンヌさんでは18:00~20:00は通常のコースタイムなので、
この羊肉の饗宴は20:30~22:30のディナーアラカルトタイムに行われたわけです。

この仔羊三昧コース、前菜2種とデザート付でした。
最初の前菜は「香箱がに」、地元ではまだ解禁前なのでこちらは新潟産香箱でした。
むき身にされた蟹を奥のバゲットにのせて贅沢な冬の味覚をいただきます。
b0089578_14560929.jpg
前菜2皿目は「鰹」、周りを軽く炙ってビーツソースが添えられています。
仄かな甘みの深みがあるソースと鰹でさっぱり。
b0089578_14561322.jpg
第一弾「羊のもも肉のシャブシャブ」
さっと茹で上がったもも肉のシャブシャブ、赤身のもも肉はとても柔らかく全くクセがない。
クセがないとはよく使われるけど、知らずに食べたら何のお肉かも分からないほど。
ラム肉の先入観を覆すほど臭いがない。能登娘大根を添えて。
b0089578_14561714.jpg
第二弾「羊のスペアリブの煮込み」
骨から旨みも引き出て野菜と共にほろほろほぐれる柔らかさなスペアリブ。
マデラ酒を使って煮込んでいるそうで、煮込むと多少羊らしい特有の香りが出てきます。
お肉自体は脂っこくなくソースが濃厚なので、付け合せのじゃが芋とよく合います。うメェーー。
b0089578_14562291.jpg
第三段「羊の前脚のロースト」
まさか・・エンヌさんでこんなマンガ肉が出てこようとは!!!片足1本とは予想だにせず。
北海道の大自然が瞼の奥に浮かんでくるような豪快っぷり、現実に戻るとここはフランス料理エンヌ。
あくまでもエレガントに肉の奪い合いを同時に行います。
当然のごとく、骨まで愛してしゃぶりつくします。

b0089578_14562698.jpg
上の丸ごと1本を切り分けた一部、とってもジューシーでしっとりとして柔らかい。
赤身と脂身のバランスが上品な味わいで、肉質がきめ細かい。
羊らしい風味もあって、出汁のソースと一緒にとってもとっても、うメェーーー。
b0089578_14563164.jpg
メイン中のメインを食べたのに「まだ食べれます?」の西山さんの言葉に「ダ・イ・ジョ・ウ・ブ」のサイン。
by 似非ドリカム(こちらも北海道)

第四弾「羊肉とメルケーズの煮込み」
メルケーズは羊肉のスパイシーなソーセージ、お肉と一緒に煮込まれてまさに羊づくし!
b0089578_14563504.jpg
この羊肉とスープをクスクスと共に食べます、メルケーズのピリ辛風味がたまらない。
フランスの植民地であった北アフリカで生まれた料理はすっかりフランスで根付いているようで中々にエスニック。
羊にエスニック風味と言うことないですが、このスープがまた美味しくてクスクスに浸していくらでも食べられる。
ホロホロ鳥の出汁で煮込んであるそうです。
b0089578_14564002.jpg
大食い3人たちのラストスパート、デザートは秋らしくモンブランと熊本ジャージー牛のジェラート。

北海道産のサフォークラムのあらゆる部位を使ったお料理、貴重な食材の肉質もさることながら、
お魚やお肉の火入れ加減や味付けだったり、食材本来の旨みを引き出す技術があってこその美味しさ。

日本の食卓レベルではまだ馴染が薄いともいえる羊肉ですが、世界各地での食生活において宗教上の制約の無い食材なので、
サミットなどの各国首脳が集まるメイン料理には羊肉が多いそうです。

こんな無茶な注文(頼んだの私じゃない・笑)に対応してくれた西山シェフに感謝。

人の体温よりも融点が高いので吸収されにくい羊の脂と、脂肪を燃やす効果があるL-カルニチンのダブルタッグ。
これを信じて今夜の饗宴で明日の朝は太っていないことを祈りながら羊を数えて眠りにつきました。

[PR]
by sukatan_queen55 | 2016-11-04 23:09 | 石川(金沢) | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://goldsmile.exblog.jp/tb/26341376
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 石川(野々市市):スパイスカレ... 金沢(長町):豚蔵(せせらぎ通... >>