金沢(主計町):嗜季(しき)割烹でランチオフ会

よく歩いた日の翌日は体重の減りが違う、もちろんその日の食事も関係していますが。
GW突入の初日、26日の土曜日はそれはそれは普段に比べてよく歩いた日になりました。

その日より遡ること一週間以上、奈良の食の伝道師ブロガーでもあり、
その範囲は出張も加わり、日本中を股にかけているぱぴんさんから連絡が入った。

ぱぴんさんとは単にブログ上でコメントをやり取りしている間柄であったが、
ある日金沢で偶然の産物からオフ会 が決行され、皆に出会って盛り上がった過去があります。

なんでも25日(金)に金沢出張が決まっており、夜の飲み会オファーを打診する予定だったが、
多分仕事の都合上により出られないということで、
翌日に松田久直商店でお野菜のお土産を買って、その後ランチを案内していただけないかという内容だった。

この私に金沢案内を頼っている!?わざわざ八百屋探訪も有難いことです。
よしきた、ガッテンだ!!!と、二つ返事で送信。

ちなみに、ぱぴんさんが金沢出張の際に食べているランチをチェックすると、
回転寿司>>>>>>>>>ホテルランチバイキング>>むらはた、ラーメン、カレー、その他

北陸に出張に来た人の典型的な例とする回転寿しの回数多っ!!
仕事の合間にランチ時間もかけられないし、それにこっちの回転寿し・・・美味しいしね。
ホテルランチも駅から近いし、むらはたは私のブログの影響下であったりする、ぷっ

逆に地元近辺の記事はお好み焼き、ラーメンなどが多いから、
ここは北野食堂のデカ盛りで受けを狙ってもいいかなとも考えなくもないが、やや距離的に厳しい。

ならば、普段仕事では行かない金沢らしく風情のある町家で和食ランチなどどうだろう?
私の脳内はぐるぐる巡りある1軒に落ち着き、メンバー確認して即予約。
かくして金沢ぐるり巡りランチは、ぱぴんさん、エリソンさん、私の3人で行動することになった。

当日の朝、「今日行くお店、今テレビに出てます!ます!ます!」
と、怒涛の雄たけびエコー付きのメッセージがいきなり送られてきた。
言われてテレビをつけると、HAB北陸朝日の土曜はドキドキ「かなざわ和再発見」で紹介されているぅう、
何というタイミング、これは幸先いいね!

さてホストである私は、「お帰りなさいませ、ご主人様」と従順なる執事のごとく
金沢駅までぱぴんさんを車でお迎えにあがりました。

お互い顔は見知っているので、タクシー乗り場付近でキョロキョロ見回すと、
こちらに向って歩いてくる、えらいラフな格好にスポーツキャップかぶっている人物が1人。

以前はスーツをビシッと着こなした仕事ムード満々だったので見違えてしまいました。
「今回は耳に赤ペン挟んだら、競馬場によくいるおっちゃんですね!」←悪気ないレディー暴言
あ・・・それだけ良い意味で自然体ということです、僕ってスーツを脱いだら凄いんだ的な。

それでは早速、新竪町商店街の松田久直商店へ向いましょうか、自分も渡すものがあるのです。
4月からお惣菜部門をになう担当がお休みなので、最近は夫や私がまかないやお惣菜を担当しています。
普段は自分も仕事があり現場にいられないので、前日に煮込みなどを作って渡す程度が多いのですが。

お店の駐車場に車を停めて、早速店内の野菜を色々と吟味し始めるぱぴんさん。
加賀野菜から、デコポン好きのデコポン野郎ということで、熊本の「塩デコポン」が気になるご様子。

ぱぴんさん「塩デコポンってしょっぱいんですかね~」
わたし   「どうなんですかね~」
バイト君 「塩分を含む土地で育っているから糖度が高いんだそうですよ」

バイト君の方がよく知ってるやん!!←マンガなら顔に縦線

熊本県八代地区の塩分を含む土壌で栽培した果実は、水不足の状態で育つため
糖度が高まり旨味が増すのだとか、同じように塩トマトも有名です。

ぱぴんさん、色々お野菜買っていただきありがとうございました!
あのお野菜たちが奥様のどんな手料理に変身したのか、興味ありありです。
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車を自宅へと停め、ここでエリソンさんと合流して3人で徒歩で主計町 へと向う。
地元案内人の誘導の下、出張の合間に観光がてら千本格子が並ぶ茶屋街界隈をそぞろ歩き。

この日は天候にも恵まれ、桜の後の新芽が芽吹いた木々の間をそよそよと風が抜ける絶好の散歩日和。
腹時計の針はちょうど正午を指し、予約時間ほぼぴったりにお店に到着。
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前置き長すぎでしたが、予約していたのは3月にリニュアルオープンしたばかりの嗜季(しき)
片町のa.k.a閉店&嗜季は隣の旧茶屋バーに場所を移し、
a.k.aの料理長だった今井さんと町家風情は嗜季、.2軒が合体したような割烹になりました。

3月に訪れた時は1階のカウンターで夜のしっとりした雰囲気を味わいましたが、
昼間だと外の景色が見えたりとまた印象も違ってくると思って、今回は2階のお座敷を拝見したかったんです。

お昼は完全予約制で、お膳ランチ2,000円と懐石料理ランチ3,500円のコースがあるそうです。
私たちは2階のお座敷指定で3,500円のコースを予め予約してありました。
ここにぱぴんさんの意向はひとかけらも入っていません、どういうホストだよ。
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2階へ上がると鮮やかな赤壁が迎えてくれます。
金沢では遊郭以外の武家屋敷や町屋のお座敷にも赤壁が見られることが特徴だとか。
一番奥の部屋の戸が開け放たれているので開放感がある。
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お座敷でお膳でいただくスタイルなので、貸切なら多少の人数詰めも融通ききそうかな?
この日は私たち3人の他、2名のお客さんが後からいらっしゃいました。
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一番奥のお部屋では、器の作品展&販売が行われており、
繊細で可愛らしい素敵な器に財布の紐が思わず緩みそうになるのを我慢我慢。
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先付:小鉢3種

輪島の毛蟹・野芹の胡麻和え・土佐酢ゼリー、
熊本の塩トマト・スナップエンドウ・木の芽に黄身酢、
そら豆の焼きごま豆腐・そら豆チップ・そら豆甘煮

そうそう、エリソンさんは甲殻アレルギーで、事前にその事をお店に伝えてあったので、
蟹の代わりに蛍烏賊など微妙にメニューが私たちとは異なっていました。

出汁の旨味が加わったふるふるとした土佐酢ジュレがさっぱり!そして蟹~~輪島でも毛蟹があがるんですね。

そして、塩トマト・・でたーーっ!さっきの塩デコポンのお題がまた。
通常のトマトよりも甘いような気がします、一緒につける黄身酢がとろんとコク旨。
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一番奥のお皿がよく見えないので、再登場。

右がそら豆の焼きごま豆腐、左がそら豆のチップ、そら豆を甘く炊いたもの

焼きごま豆腐はまだ温かく、ほろっと崩れてそら豆と胡麻の香りが香ばしい。
そして、こっそり山葵を除ける私、毎度のことながら仕方ない。
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・椀

七尾のあおさ海苔と地元タケノコ、こごみの椀

さらさらと香り豊かなあおさと旬のタケノコとこごみで春の味わい、ハマグリの酒蒸しのお出汁がいい味出してます。
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・造里

白カレイの握り・野蕗の昆布〆、カレイの骨せんべい・昆布チップ
穴子の焼霜・水茄子・酢橘

輪島の焼き穴子は白焼きでスダチを絞っていただきました、水茄子が瑞々しい。
白カレイは吸い付くようにしっとり、昆布チップなどのコネタが多くてちょっとづつ楽しめます。
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・焼物

鱒の味噌漬け・太胡瓜の海苔酢がけ、アスパラの素揚げ、
ゴールドラッシュのかき揚げ、ホワイトアスパラ生ハム巻き揚げ

鱒は西京焼きになっていて、しっとりとしてとても美味しかったです。
ゴールドラッシュは生でも食べられるトウモロコシで私も大好き、皮が柔らかく甘みがありサクサク。
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酢の物:輪島のもずく、春の蕪の酢の物

中の人聞こえますか~な奥深く細長い器、思わずブレ写り。
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・土鍋の炊き込みご飯

ラストは土鍋で炊いた炊き込みごはん!金目鯛のあらとコシアブラの炊き込みご飯
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お座敷で私たち3人の時間が長かったので、スタッフの方に御料理の説明をちゃんと聞けてよかった。
一回で覚えられず3度聞きしてしまったりの鶏頭ですいません。
ネタ帳に記しておかないと後で絶対に記憶は宇宙空間に飛んでいるので。
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ちょうど山菜ツアーに行く前だったのですが、コシアブラの香りがかぐわしく。
鯛のアラから出た出汁もご飯に染み出てていたし、お味噌汁は、甘エビを使った赤出汁で海老の味が濃厚でした。
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・お抹茶とデザート

デザートは松葉屋さんの「月よみ山路」、他の2人は「栗むし羊羹」、私のは「ひめくるみ」。
栗むし羊羹は定番だけど、味噌あん仕立ての胡桃の方は珍しい。

少山から海から地元の旬の食材をたっぷりつかった懐石料理を少しづついただいて、ちょうどいい位にお腹が膨らみました。
町屋風情も味わえてゆっくりとランチコース3,500円はコスパ高かも。
カップルでも女子会ランチでも、もちろん観光客の方にもおススメです。

ランチオフ会中の会話、ぱぴんさんは関西弁よろしく沢山喋ってくれるのだけど、
物腰がなんだか柔らかくて、やっぱりユーモアが効いていて面白い!
前回のオフ会でもあっという間に打ち解けた親しみやすさ、三人のパパの貫禄が漂うわ。

しかし、私はぱぴんさんを本名で呼んでいるのに、私の呼び名は「女王さま」。
あちこちで「女王さま!」と呼ばれると、こいつ何者?という透明な視線が感じられるような。

お店を出た後、私が案内するはずが、彦三緑地への道を間違え
あらっ?あら~?まぁいずれ着くからいいか・・と土地勘のない方に遠回りと気づかれぬよう、
会話を楽しみながら次なる目的地である武蔵方面へと向ったのでした。

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by sukatan_queen55 | 2014-05-08 00:18 | 石川(金沢) | Trackback(2) | Comments(0)
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